新しい技術は2つまでに抑える | 俺とお前と100式様 『平日1日1回更新::東京ブック編』

新しい技術は2つまでに抑える

技術っていうのは夢を与えてるんですよ。

どこかの経営者が言ってそうな言葉ですが、これは
現場のエンジニアにとって悪夢にも成りかねない発言です。

技術に詳しくない経営サイドの人も、新規事業のマトリックスを
知っていればある程度は理解することができます。

~新規事業のマトリックス~

新規市場・既存サービス | 新規市場・新規サービス
既存市場・既存サービス | 既存市場・新規サービス


説明はいいサイトを見つけたので、そちらにお任せ。
(→ 仕事の図解屋::新規事業のWhat探しとは)

技術屋にとっての悪夢は、新しい領域なんですよね。
自分のペースで攻めていくことができればいいのですが、経営者は
次から次へと新しいことを言ってくるものなのです。

1.新しい業界に、自分達の技術で飛び込む時
2.既存の業界に、新しい技術で飛び込む時
3.新しい業界に、新しい技術で飛び込む時


このような時には、普段よりも見えないことが沢山あるわけです。

そして、特に怖いのは「技術の世界」に自分達がいるとしても、
守備範囲が実は凄く狭くって、既存業界の新規技術でも相当な
苦戦をしてしまうこと
があるってことです。

はじめて訪問する国で、ちょっとしたことが手間取るように、
新しい技術に挑戦するのは、最初はとても大変

それが、人達よりもとても早く参入したのだとすれば更に深刻です。
ガイドブックが無いのと同じような状態ですから。

最も怖いのが、入国したらクーデーターになっちゃってました状態。
アピールされていたことが、自分達の力とは関係なく出来ない!

なので、自分達の力量をある程度は把握して参入することが大事です。
状況によって戦術を変える必要があるでしょうね。
そういう点で、

新しい技術は1つか2つまでに控えておきましょう

といったことをエライ方からお聞きしたことがあったような、なかった
ような。自分も泣いたことがありますのでってヲイッ(w

野望を抱かれているyamiproさんの記事(はてなの運用)あたり
エンジニア系の人なら少し勉強すればわかる内容ですので、
是非とも参考にされることをお勧めします。

うーん。ノウハウが各社たまりはじめているWEBサービス関連は、
これからが更に熾烈になりそうだなぁ。
なんたって、開発側がノウハウ習得に慣れてきた。提案の数が増え
る→価格競争が生まれる→サービス乱発って時代でしょ?

このお題とは別の際に、WEBサービス必殺の一手を考えたいですね。

関連記事:WEBサービスの新規参入は無駄なのか。