WEBサービスの新規参入は無駄なのか。 | 俺とお前と100式様 『平日1日1回更新::東京ブック編』

WEBサービスの新規参入は無駄なのか。

世論が思う「IT関連の昨今」にちょっと待った。

ライブドアの堀江さんが、既存ビジネス領域でのM&Aを次々に行う際に、もうそろそろネット関連ではおいしい事業が無くって来たから」と話していたのはつい最近のことです。

確かに、長く続いたポータル戦争は棲み分けの時代がはじまり、どのような分野でも3強から5強程度に落ち着いています。

しかし、ライフスタイルの変化に応じて世の中で求められるサービスは次々に変わっていきます。しかも、これらは普段はニーズとしてはあらわれずに企業がシーズとして提供した時にこそ、顕著に現れるのです。

散髪を10分1000円で行うQBハウスの全国展開
エンジャパンやインテリジェンスの台頭
旅館・ホテル予約では後発のクラブトクーの急上昇

これらは、シーズの提供により一気に駆け上がってきました。

今までに比べて「隙間」を狙うことになるでしょうが、
そこでイニシアチブを取れれば、ネットならではの、水平展開や
業務提携の道が開けてきます。

再編