((百式)) デザイン | 俺とお前と100式様 『平日1日1回更新::東京ブック編』

((百式)) デザイン

百式様が1日1回書籍のネタを紹介してくださる東京ブックから…

お題は「デザイン」でした。

百式様は、「デザインが重要と言われるが、それはデザインから想起されるメタファーが戦略と合致しているか、ということかもしれない。」といったことを書かれていました。

昨日のメタファー論を更に補足する内容のようです。

-ちょっとが、ちょっとじゃない-

ある調査で、「楽観的であるあるということはどういうことか?」というをし、回答者に答えとなる写真を持参して貰ったところ、ある消費者は「シャンパングラス」を持ってきたそうだ。

GMのデザイングループは、デザインのコンセプトである「楽観主義」を反映させる際に大きく参考にしたそうだ。つまり、言葉だけを使った調査からはこうした情報は決して出て来ないということ。

「デザインをちょっと変えただけでも、それを見た消費者が口にするメタファーが大きく変わることを発見した。」

数値化できない、文章化できない世界が、世の中にはあるのだ。しかし、それを目に見える形でできるメタファーは、確かに新たな「ものづくり」の領域を切り開くツールになるだろうと思う。

-百式様のメソッド-

あるカテゴリーでデザインの異なる商品をいくつか並べてみる。
それぞれのデザインから想起するメタファーを思いつくまま書いて、
それぞれが発表する。

今の体験から学んだことを自社にどう活かせるか議論してみる。

-sukima_japanのメソッド-

あるカテゴリーに属する雑誌を、1年分集めて並べてみる。
雑誌ごと、月ごとに、1つずつ見ながら想起するメタファーを思い
つくまま書いてみて、それぞれ表組みにしてまとめてみる。

メタファーについて、通年で関係性があったかを見てみる。
メタファーについて、競合誌との関連性を見てみる。
メタファーについて、記事のタイトルと比べてみる。

ブランド管理の人達ってこういうことしてるのかな?

百式様が選んだ今日の1冊「心脳マーケティング」を、
是非とも手に入れたくなってきた!!